ギョーザについて(1)

 先日、「新春料理講習会」に参加した。生まれて初めて三角巾とエプロンを身に付け本格的な料理を学んだのは初体験である。

餃子

メーンーディッシュは、水餃子。強力粉を水を加えながら生地をこね、中身を包む皮を作っていく。 左手で皮の中心を摘み、麺棒を回しながら成形していった。そして中身を包んでいるのが上の写真である。沸騰したお湯の中に生地を入れ、浮上したら水餃子のできあがり。講師の先生曰く「中国人たちは、餃子をたくさん作りお客さまを水餃子でもてなす。水餃子が食べきれず余ったときは翌日、焼き餃子にする。だから、中国食文化を知る人ならば初めから焼き餃子を食べることはしない」と。

玉子は貴重な蛋白源

 封切りを心待ちにしていた山田洋次監督の新作、映画「母べい」を先日見た。「こんな映画を俺はつくりたっかったんだ」という監督の意気込みがつたわる映画だった。わたしは、これまでの山田組作品の中で、ベストスリーの上位にあげたいと密かに思っている。

映画のドラマ展開に関係ないが、母べい(吉永小百合)の家の庭先で鶏を2羽飼っていた。ちゃぶ台を囲みながらの食事場面に玉子かけご飯がよく登場したり、父べいのいなくなった家族になにかと力になってやる山ちゃんへいつも腹を空かしている照べいが産みたての玉子を1個お礼に差しあげる。また、戦争が拡大することにより治安維持法が制定され、それを取締る特攻警察は,銃後を守る庶民の食事とはだいぶかけ離れていた。彼等は、毎夜酒宴を開き、牛肉のすき焼き、刺身を口にし玉子が食台におかれ美食を楽しむ。毎日の食糧に事欠き清貧の母べい家にとって鶏は、夏の暑さにも、冬の寒さにも、粗食にさえ耐えながら玉子を産んでくれる。母べいたちが前向きに生きたその背景には、庶民にエネルギーを供給し続けてきた優秀な玉子有り!?

今日の南魚沼の様子

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今日は朝から雪模様です。

けっこう積りそうな細かい雪が降ってます。

この分だと、また雪下ろししないといけなくなるかもしれません。