八色スイカ畑


あま~くておいしい八色スイカの畑です。大和地区を中心にあちらこちらで写真のようなビニールシートの風景が見られます。(八色原あたりが多い)
7月中旬頃には大きいスイカが食べられるでしょう。
ちなみに上越線八色駅付近ではこのような風景は見られません。

パーマーカルチャーについて No.2

緑のカーテンに続いて夏の熱さを少しでも凌ぐために花を植えることにした。5年前に竹細工に関心を持ったことがある。竹カゴや竹のオブジェ、竹垣、竹を編んだ生け垣などを自己流に制作していた。中でも孟宗竹で花のプランターを庭先に作ったら、我が家を通りかかった人達から多くの評価をいただいた。

孟宗竹の入手先は、友人の自家がある田上町まで軽トラックを運転して、片道2時間余りかけ竹林から伐り出してきた。竹細工用に伐る時期は木と同じように秋から冬の樹液の少ない季節に限られるのであるが、「思い立ったら吉日」で初夏に取りにいった。そのため成長期の竹は非常に重く、垂直に立つ竹を倒し、運ぶのに苦労したのを覚えている。

捍が3つぐらいあるように120センチに切り、一節ごとに2〜3箇所1/3ぐらいまで鋸で切れ目を入れ、ノミで切り落す。底は水の排水用としてドリルで3つの穴をあけた。竹のプランターを乗せる台は、山で間伐した杉を皮を剥いて立体的に組み合わせた。
ふだんは車を駐車していたのだが夏の照り返しを緩和し、昆虫などを招きくビオトープ(生物生息空間)を思い制作した。また、マリーゴールド、百日草やサルビアなど植えることによりコンクリートの地面を竹、杉、植物などの自然素材を使用することにより、心に潤いを与え美的景観を演出する。
そして、竹林は繁殖力が強いため、畑や住宅、庭までも侵入し厄介者とされ里山では植生形態に異変が起きている。笊、籠などの竹細工製品が生活の中から消えつつあり竹炭、竹作液、建築の床材など竹の活用を探っていきたいと考えている。

5年間使用しているため部分的に朽ちてきたいる
右下はヨモギの新芽を天日干ししている

八色(やいろ)西瓜の食べ方

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畑の維持管理は大変。なので、田舎の中高年も近ごろは畑があってもなかなか出来ないでいます。後期高齢者ぐらいの方々はもちろん一生懸命されているようですが。
私の究極の夢は、山の麓に住んで自生する山菜達に養ってもらうことです。

一番タフネスな野菜はな〜に?

先日、JA農協の専務を長年務めてこられたTさんと雑談をしていたら野菜のなかで日照りや寒波にも耐え、栽培できる丈夫な野菜は何かという話になった。Tさん曰く「ネギとサツマイモだ」と自信たっぷり。私の経験からも確かにネギは、土の上に投げ捨てても根が自然と伸び広がり土のなかに潜り込んでいき、自力でスーと立っているネギをよく見かける。また越冬用として貯蔵し、春を迎えると段ボールの中で密やかに初々しい緑の葉を伸ばしてたのに驚いたことがあるのでうなずける。
1週間前にサツマイモの苗を畝に30本植えた。すでに葉柄の脇から白い根が数ミリ顔を出しており、船型に移植した後、30分もすると地面にペッタンとしおれている。大丈夫かなと思いきや翌日にはしっかり頭をあげていた。冬に焼き芋を作るので毎年サツマイモを栽培しているから、そのバイタリティと生命力にいつも驚嘆している。肥沃な土地でなく痩せた土地を好み、戦中戦後の食糧難には、小学校の校庭にまでもサツマイモを作り食糧難を乗り切ったと父から聞かされてきた。
9月下旬頃にサツマイモの収穫期を迎え、芋を掘ると根が数百本細かく四方に深く広く張り巡らし、やせた土地のわずかな栄養分をも逃がさないで吸収していることがわかる。このように土の中だけでもたくましいのに、地表の生態もスゴイ! 葉柄はツルを中心に144℃の角度で螺旋状に付いているから、葉の1枚1枚が平均して太陽の光をキャッチすることができる。刈り取ったツルの繁殖力や残さの量に驚く。まさしくサツマイモもタフネスな野菜に加わえることに同感である。

透明マルチから顔を出しているサツマイモの苗


葉がそれぞれ重なることなく尚かつ同じ方向を向くから光合成を最大限に活用している とても素晴らしい植物生態ではなかろうか

梅の木は残った そして実をつけた!

世に樹医という職種があることを知ったのはいつの頃だろうか。10年ほど前、故山野忠彦さんが枯れつつある老木を診察、治療しながら命を吹き込み蘇らせるテレビ番組を見たときに、樹医の職業に尊敬と憧れを抱いたのを覚えている。
5年前に1本の南光梅の苗木を植えた。梅の木は成長が早いので枝の剪定をこまめにやらなければならない。もうすぐ実がなるかも知れないと期待していたとき、06豪雪に遭い、降雪と屋根の落雪で瀕死の状態になった。私は、二股に幹をわけるように樹勢を剪定していたのが災いとなり、雪の重荷で見事に股からまっ二つに幹が裂けてしまい、幹は根元から倒れ枝もほとんどが折れた。ブルーベリー、梨、柿さくらんぼなどの果樹も被害に遭っていた。梅の木はもう蘇らないと諦めていたとき、樹医師の山野忠彦さんのことが浮んだ。投げ出すよりまず手当てから始めようと、二つに裂けた幹を引合わせ荒縄をぐるぐる巻き付けた。そして傾いた幹は、根元に土を寄せ添え木をニ本交わせ、折れた枝はきれいに剪定してやった。あれから3年目の春を迎えた梅の木は、1個の実を結んでくれた。梅にとって、もちろん私にも宝のような実であり、試練の乗り越えたいのちの輝きの結実だと思っている。

再びよみがえった南光梅 樹勢を二股にしたかったが右の幹は残念ながら枯れてしまった。しかし、その脇から小枝が伸びている
左横の太い木は添え木として立ってい
左隅は鶏舎 否鶏小屋かな


いのち輝きの結実は1個の梅

パーマーカルチャーについて No.1

数年前から野菜栽培と昆虫や野鳥などの生物が無理なく共生できる自然環境が保たれないものかと考えてきた。格差と弊害が広がるなかで、地域資源の活用、有機農業、里山の再生、自然エネルギーの利用、地域住民の活性化、………暮らしを見直しいつくしむ視点から、ほんとうの豊かさを目指したいと思った。オーストラリアのビル・モリソンとが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系を5年前に知り、その関係の本を読んだりしながら学んできた。パーマネント(永久な)とアグリカルチャ−(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語だ。パーマカルチャーは、伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った『耕された生態系』を作り出すとともに、人間の精神や、社会構造をも包括した『永続する文化』をかたちづくる手法である。
道行く人々は、私の畑をみて「まるで公園のようだ」、[実験農場」、「メンドウミのいい菜園」という。確かに畑には、山から間伐した杉、猛宗竹の杭が随所に立ち長芋、きゅうり、インゲンなどのツル野菜が立体的に栽培されていた。その周りは日陰を利用して生姜が植えられ、平飼いのニワトリが餌をついばんでいる。ストーブの薪を積みあげ、隣には、石窯作りのパン焼きがあり、ブルーベリーの花蜜を求めミツバチが飛び交う養蜂、雑穀栽培………。なんとも楽しくなるような桃源郷ではないか! 平和の象徴、鳩と温めるの造語から「はとぽっと(鳩POT)」を5年前に立ち上げた。試行錯誤しながらも創りあげている途上のデザイン性と審美性を合わせ持った環境づくりを少し紹介したい。

第1回は、緑のカーテン。ツル科の植物を誘引し、壁面や窓を緑化する。

西日が当たる壁面と窓辺にアケビのつるをはわせている
その他夏ツタ、スイカズラ、ヘデラ科、朝顔、瓢箪、ゴーヤも壁を被覆させている


部屋の中からのアケビのカーテン 葉の光合成を利用


木の芽を窓辺から摘み取り春の食卓に添える


今ちょうどアケビの花が咲いてい
昨年の秋、熟したアケビを10個くらい収穫できた

チーム北里 入学相談会inうおぬま開催

2008年6月21(土)・22日(日)に
北里大学/北里大学保健衛生専門学院/北里大学看護専門学校
合同の入学相談会が学校法人 北里研究所新潟キャンパス
北里大学保健衛生専門学院で開催されます。
●時間は10:00〜15:30で時間内は入場自由です。

くわしくは025-779-4511
または

走ることについて

ゴール3キロ地点の表示が目に入ると、40キロの距離を走ってきた肉体は、股と踵に痛みが走り意識は自己目標時間へ向かう以外思考能力はなっかた。しかし、トンネル手前からサックスフォーンの音楽が聴こえてきた。300メートル先のトンネル出口には、一人のサックスフォーン奏者のシルエットが確認できた。トンネル内は、浜風の潮の匂いも初夏の日射しも遮り、ひんやりとした薄暗い空気が灼た体を包み、響き渡る音楽によってゴールへと背中を押してくれた。わずか3分の間に「潮風マラソン」に挑戦した意義や、トレーニング中のことを省みるのに十分だった。

朝5時過ぎに大会会場に到着


フルマラソンの受付を済ます


続々とランナーが集まりストレッチをしていた


スタート30分前


表彰式の様子


ゴール! 後方に見える山は米山
昨年に続き2回目の参加。最後のランナーがゴールするまで応援を続けてくれ、スッタフの対応が素晴らしい。またコース地点の地元の応援もユニークでランナーにとって走力をよみがえらせてくれるすばらしい大会だと思っている。

やっと海に…

4月6日にマリーナ開きの日にボートのテストをかねて海に出てから、今日まで待ちに待っていた釣りがやっとできます。うれしくて例によってほとんど眠れないまま出発。予報では午後から風が強くなってくるみたい。午前中が勝負。友人二人で5時15分出航。30分ほどでポイント到着。根魚ねらいで11時まで。釣果はあまり芳しくはありませんが、魚の引き込みをこの手に感じることができて超うれしい。帰港後ほかの船の状況を聞いたところ、麦イカ少々、イナダ少々、などあまりパッとしませんね。私たちもソイ、カサゴ、ハチメなど少々でした。帰ってからは子どもが魚をさばいてくれました。たのもしいかな?またしばらく行けませんが、イカ釣りには絶対?行くんだと決めています。

デビュー戦

昨日、長岡市立栃尾体育館で「第41回謙信公祭剣道大会」が行われ、息子を含め同じ時期に入門した同級生4人が公式戦デビューをしました。保育園の頃から練習や大会を見学し(というか遊びに行ってた?)胴着だけは早くから着せてもらいつつも本格的に練習を始めたのは小学校に入学した去年あたりから。週2回の練習もなんとな〜くって感じでやってたのですがとりあえず公式戦初参加が決まり、まぁそれなりに頑張ってたんじゃないかと思われます。

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会場の栃尾体育館はわりと大きく(ここらあたりでは堀之内のアリーナが一番かなと思われますが、それより少し大きいくらいかなぁ)来年の国体での剣道会場になっているというところです。
県内全域いろんなところからの参加団体約90、参加人数約1,?00人(大会事務局発表あったけどよく覚えていない…)、地元の小さな大会しか参加したことのない私らにとっては圧倒される規模でした。さすが謙信公!
ただ、開会式の来賓挨拶でえんえんと謙信公やら天地人の話をされたのにはまいりましたが…(ーー;(ステージ両端に立っていたトッキッキーも少々お疲れ気味(?)な様子でした。)

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団体戦第1試合に出た息子たち、引き分けと1本で初戦はなんとか勝ち上がりはしたものの2回戦はあっさり敗退。
まぁそんなとこだろうと思いますが、指導者たち(夫含め)は「久しぶりの初戦突破だぁ〜〜」とだいぶ盛り上がって喜んでましたねぇ(どんだけ弱いんだぁー)
ちなみに2回戦の相手は去年の準優勝、おととしとその前年度は二連覇したという、とんでもなくおそれおおい方々。胸を貸していただきありがとうございました〜〜〜m(_ _)m

しかしやっぱり、強い人達の試合を見ているとおもしろいです。昨日の大会は中学生までだったのですが、それでもあの迫力には圧倒されます。
で、カッコイイです。武士道とかそんなもんがなんとなく漂ってきて、フル装備で立っているのを見ると「面の下が見てみたい!」と思ってしまいます。まぁたいがい試合終わった後のだらけた姿を見ると「・・・」なんですが(このへんはいわゆる“スキー場の2割増し”と同じですな(´_`)
いまだにオリンピックの種目にもなっていないマイナーな感がある剣道ですが、最近は外人さんにも武道がブームになっているというし、機会があったら一度見てもらいたいな〜と思います。
ちなみに来月15日には小出郷体育館で魚沼市の大会が、29日には堀之内で中越地区スポ少の大会があります。思いっきりヒマを持て余していたらぜひ足を運んでみてください。

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おちゃらけ“佐藤”軍団(“みんな身内”というわけではけっしてありません)
かろうじて一人だけ違う名字だけど、防具・面つけるとあとは誰が誰やらさっぱり…

山岳マラソンへの道②

今日は、朝4時半に起きて早朝ジョギングしてきました。
昨年走っていたコースで六日町から塩沢方面の往復6kmのコースです。(もう1km走ると塩沢高校まで行けるのですが…)やっぱり早朝ジョギングは気持がいいですね~。空気は冷たくてきれいだし、車はほとんど走ってないし、すれ違った車なんて3台(しかも軽トラのみ)、人もジョグ&ウォーキングが3組だけ。朝からシャワーあびてさっぱりするし、明日からも早朝ジョグ始めようかな~!(朝からシャワーあびると不経済だと女房に言われるけど…)

山岳マラソンへの道①

9月上旬の浦佐山岳マラソンまで約3ヶ月半。
昨年なんとか完走した後はたまにジョギングをする程度。冬になり雪が降ると全く運動もしなくなる始末。
これじゃあ参加できる状態ではない!と言うことで今日から走る事にしました。夕方3kmを約20分かけて走ってみた物の1km位までの辛い事、辛い事。汗も昨年はすべすべした汗だったような気がするが、今日の汗はぬるぬる、べたべたした感じ。やっぱり運動をして、身体の中の毒素を汗と一緒にださなきゃ!
とりあえず、今日は3km走ったご褒美にキンキンに冷えたビールをいただきます。

じゃがいもの土寄せ

じゃがいもの植付けをしてから2週間がすぎた。暖かくなり目に見えて成長著しい。じゃがいもは地下の茎の部分を食用にするため、生育すると何回かに分けて土寄せをする。そうすると土の高さにしたがいじゃがいもの収穫が多くなる。鍬を持ち1回目の土寄せに精を出した。

土寄せの済んだじゃがいも


新品種のジャガイモたちがすくすく育ち安心している

母が作っていた野菜を受け継ぐ

早春、雪の間から黄緑色の初々しい芽が柔らかい日を浴びて伸びてくる。2、3週間すると緑色に衣替えしスーと空に向かって立つ。この野菜、葉ネギは母が生前育てていて、春と秋に株分けし途切れることなく栽培しつづけている。みそ汁の具や麺類の薬味、玉子とじなど春から初冬まで手軽に旬の味を食することができる。朝1分ほどで畑に入り夜露に濡れシャッキとした葉ネギを抜き取り手際良く料理できる私にとって極め付けの食材である。これからも無くすことなく株分けしながら、食卓を豊かにしていこうと思う。

ちょっと畑にいて採れる重宝な葉ねぎ

コーラの意外な効用

5月も半ばを過ぎて、天気のいい日はちょっと汗ばむようになってきましたね。よく冷えた炭酸飲料がおいしい季節です。
ちょっと前になりますが、4月20日付の新潟日報のコラムで「コーラがつわりに効く」という話が載っていました。筆者がアメリカの大学院に在学中に妊娠、教授や学友にそのことを告げると「つわりにはコーラ(炭酸飲料)が効くのよ〜」と言い「(ここアメリカでは)炭酸飲料とクラッカーは妊娠中の定番メニュー」なのだと教えてくれたそうです。
この記事を読んで、まさしく自分が、今小学2年の息子がお腹にいたとき「つわりにコーラ!」を経験していたことを思い出しました。

妊娠初期、上の子の時とはあきらかに違う感じのムカムカに苦しんでいた日々のある日、コーラを飲んだら「あらっ?な〜んか胃がスッキリしていい感じじゃない?あのキモチ悪さはどこへ?」って感じですごくラクになったのです。
それからは毎日、朝会社に着くと隣のカラオケBOXの自販機でコーラを買い、仕事しながらチビチビと飲んでいたんですが、友人知人に話しても「へ〜」っていうくらいで賛同は得られず、検診に行った病院で看護師さんとかに話しても「あら、そうなの」って感じで、逆に「いくらシュガーレスでもカロリーゼロではないから気をつけてね!」と諭される始末。(一応気を遣ってダイエットコーラを飲んでたんだけどね〜)
世紀の(?)大発見で思いっきりテンションが上がってたのに、そう言われると「もしかして私だけ?」な気分になりしょぼ〜ん。で、7年もたった今、「海の向こうでは当たり前」と言われ「ほ〜らやっぱり!」とすごくうれしくなった次第です。

ちなみに筆者によると、かの地における「現地基準」というものがあるらしく、「アメリカでもカフェインや糖分の取り過ぎは問題視されているが、『このくらいは大丈夫』という量が日本とは大きく違うようである」とのこと。
体重増加も15kgくらいまでは大丈夫(日本じゃそんなに太ったら即入院だ)、妊婦は毎日スナック菓子や砂糖たっぷりの甘〜いスイーツ、アイスクリームなどをガバガバ食べていて、それでいて検診には引っ掛からないようになっているらしい。
そんなアメリカ人の友人の言葉に気を良くして、ポテチをらくら〜く食べて行った日本人の彼女は、しっかり引っ掛かって後でエライ目にあったということでした。この差はいったいなんなんでしょう?

ともあれ、7年間もあっためていた説が立証されて(ホントか?)ちょっと得意になってる、もう妊娠とは縁のなくなった四十路過ぎのオバさんなのでした。

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我が社の万年ルーキーO平くん、お昼の定番メニューはコーラとおにぎりだそうです。
う〜〜ん、年寄りには理解できない(ーー;

春は薪割りからはじまる No.4

春から初夏へと季節が移り、畑作業にかまけて薪割りの公開が遅くなってしまった。雪消えとともに3月16日、薪割りは終了していた。残雪の山から雑木(主にナラ)を間伐し軽トラで家まで運んできた頃は、麓のマンサクがほころび始めていた頃だった。
薪割りの道具は、チェーンソー、斧、楔、ハンマーなどを使い危険を伴うから「安全第一」、「人間第一」がモットーだ。また足、腰、腕、思考力を全身で駆使するスポーツと考え気軽にやるとしょう! まずストーブの大きさを確認し焚き口の大きさに合わせ、我が家の冬の主人(あるじ)は許容範囲40cmの長さに丸太を玉伐っていく。直径30cm以上はチェンソーを使いそれ以下は電動丸ノコを使っている。チェーンソーは最も注意しなければならない道具と言えるだろう。エンジン音とバーに沿ってチェーンが高速回転しながら、木質を刻み作業効率が早い。しかし誤るとノッキングや丸太の反動により思わぬケガに見舞われる。作業をする前に周囲のスペースを広くとり、チェーンの目立てを怠るべからず。チェーンの刃が何の負荷を加えることなくスーと丸太に伐り入る時は、樵人として気持ちのいいものだ。
つぎに最も体力を要する薪割りヘと移る。しかし体力も去る事ながら、気持ちを鎮め精神を集中し斧の一撃で薪を割るから精神修行にもなるのでは。薪を1本台の上に立て、腰と腕を使い斧を振る。その動作の繰り返しなのだが、たかが薪割りされど薪割りで奥の深い作業でもあるのだ。木は空に向かって伸び成長していくことを想像すると、年輪が多い下から上に向かうにしたがい木質は柔らかく柔軟性がある。柾目に沿って割るわけだから逆に立てることによって斧の刃が入り易くなる。また節などが入っていると難渋するので、刃が何処に入ったら割れ易いかの方向性も考えなければならない。斧は単に力任せに振りかざすのではなく、腰に負担がかからないように、遠心力と落下を利用し薪を割っていく。畑仕事でも畝を作ったり整地するときに鍬を使うとき、ムダな力は使わないよう心がけている。
さていよいよ薪積みにはいる。自然派志向や化石燃料の高騰など薪ストーブを使用する家庭が増えている。屋根に立つ煙突よりも軒下に薪が積んであるのを見るだけでそのことが分かる。全国の街の生活様子がテレビ中継されているとき、画面に積んだ薪が写し出されるとその家族に親近感を抱いてしまう。薪積みは、春から秋までの半年余、燃えやすいように乾燥するために積み上げる。雨や風に合うので防水を施し、崩れないようバランス良く丈夫に積まなければならない。薪は割口を上にすることによって乾燥を速め、太い、細いをうまく織りまぜ、端の両側は井桁積みにする。
初冬には、積んだ薪を一輪車で家の中に運び入れ、再び薪積みをする。


玄関前の仮の薪積み 3月16日


端は崩れないように井桁に積む 3月16日


家の西側に積み乾燥させ初冬には家の中に運び再び積み直す 4月下旬

枝下ろしした小枝も焚付け用として大切な薪となる 4月下旬


昨年春に積んだ 1年間乾燥している

ぜんまい


わたがついた状態のぜんまい


わた取りをしてお湯にかける前のぜんまい

今日NHKで、ぜんまい栽培の番組をお昼にしていました。
と、言うことでゴールデンウィークに山へぜんまい採りに行ってきた写真です。
朝4時半に起きて、急な斜面を登り降りしながら苦労して採ったものです。(写真はほんの一部です。)やっぱり栽培したものでなく、山に行って苦労して採ったものだから価値があるんだろーな!

二者択一

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とにかく毎日ゴミが出る。うんざり。なのでレジ袋はもちろん拒否。少ない買い物の時は持ってるバッグに入れちゃう。
ただ、レジでいちいちシールを貼るのはいかがなものか。レシートを持っていれば買上げ証明できるでしょう。「レシートをお持ち下さい。」でよいのではないでしょうか。

作物から学ぶということ

毎年、約40数種の野菜や果実を作り収穫している。まだ百姓の野良仕事経験が浅いけれど、その中で一番面倒をかけて栽培しているのが玉ねぎである。お盆過ぎに種を播き冬を越し7月に収穫するのだが、秋に丈夫な苗を作ることで玉ねぎの良否が決まるといっても過言ではない。当地では玉ねぎを作る農家はあまり見かけないし、作っているとしても10月ごろになると種苗店で苗を購入し定植する。
私の場合は、良く耕した種床に〇.数ミリの細かい玉ねぎの種子をすじ状に播きその後、秋雨が続くので雨よけのトンネルを作る。二つの芽が開脚状に開き上に胞子の帽子を冠ったように発芽する様子は、まさしく命の芽生えに出会った瞬間だ。やがて3週間程すると4センチになり玉ねぎの苗だと分かるようになる。成長の遅い苗は間引く。生育を促進し風や光を良くあたり病気感染を防ぐために間隔を空けるために間引きをするのである。このことがわたしはどうも好きになれないでいる。すべての野菜は、株間に3粒くらい種を播き苗が成長すると間引きし優秀な1本を苗として残す。そのために数本の苗を育成するために3倍の量の種子が袋に入っていることになる。同じように人間社会でも、ダムやトンネルなどの危険な工事を請負うとき「人損」を想定し作業員を配置する。優劣にこだわらず苗を育てたいと思っている。1本1本が凛と真直ぐに立ち、しっかりと根を張っている苗を夢に見ている。野菜を生産し生業としているなら商品価値の高い作物を作らなければならないけれど、私のような人生を楽しみ自給を旨とし余ったら隣近所、知人に分け差しあげる。だから、大きさが不揃いでも虫食いでも自分なりに丹精込めた野菜たちには愛おしい気持ちを抱く。だから、種を播き発芽し、苗として育ったならば株分けして育てていきたい。

4月下旬頃の玉ねぎの畝


玉ねぎは有機肥料を多く与えないと太らない。畝に蒔いてあるのは発酵飼料としての小糠。その上に鶏糞と油粕を追肥する。

草餅を作る楽しみ

道ばたの野草が勢いよく伸び始め、緑の潤いを野に広げている。その中でもひときわ目を引くのがヨモギ。伝承薬草として、もぐさ、入浴剤、お茶などに日常的に使用されている人も多いと思う。この時期、4年前から柔らかい新芽を摘んで「つきかえし(ヨモギ餅)」を作ってきた。先日、是非教えてほしいという友人からのお声がかかり指南役を買ってでた。
農薬や除草剤などを散布していない山際まで出かけヨモギを摘み採ってきた。雨上がりの朝、濡れたヨモギは湿った空気にかすかな匂いを残した。友人の一人がヨモギには、♂ヨモギと♀ヨモギがあることを教えてくれた。♂ヨモギは葉の茎が薄紫色をしていて多少固いく、柔らかい♀ヨモギは草餅に適しているという。摘み採ったヨモギを沸騰した鍋に入れ15分ゆで、灰汁抜きとして重曹を一つまみ入れると鮮やかな緑色に変ってくる。
茹だったヨモギを笊にあけ、自然に冷ます。その間にうるち米粉ともち米粉を混ぜ生地を捏ねる。市販されている上新粉(うるち米粉)と白玉粉(もち米粉)で間に合わせても良い。耳たぶくらいの柔らかさになったら適当にちぎり、蒸し器に入れ約20分間強火で蒸す。蒸している時間にヨモギを包丁で細かく刻むのであるが、繊維が細く切れ味鋭い包丁を使ってもなかなかうまくいかない。友人は、包丁を叩くようにしながら刻んでくれた。調理場は、まな板を叩く音がリズミカルに響いた。次にヨモギをすり鉢に入れ、すりこ木でさらに細かくする。その中に蒸し上がった生地を開け、熱い内にヨモギと混ぜるようにしながらすりこ木で搗いていく。一人からすり鉢を抑えてもらいすりこ木を力強く上下に打ちながら搗いていくのであるが、非常に体力を要する行程である。しかし生地の白がしだいにヨモギの草餅へと変りゆくときには、喜びがわきあがってくる。
粒あんは、私が自家栽培・収穫した大納言の小豆で作ることになった。大納言は、小豆の中でも特定の品種群に属し、煮ても皮が腹切れしにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位である大納言と名付けられたとも言われている。大納言は大粒で種皮も厚いことから煮くずれしにくく、甘納豆や高級小倉あんの原料として用いられる。GW後は肌寒い日が続いたので、薪ストーブに火をつけじっくりと小豆を煮込みまろやかな粒あんに仕上げた。
適当な大きさに生地を丸く成型したら平べったくし、その上に粒あんをのせ包込むように二つ折りにして出来あがり。みんなで試食しながら春の香りと味覚を満喫したのは言うまでもない。

茹でたヨモギを刻む


すり鉢の中でヨモギと一緒に搗き終わったら粒あんを包み込み成形

Windows XP SP3

家のパソコンもWindows XP SP3にしてみました。
Intertnet Explorerで繋がないとアップグレードできないのね?
しかもIntertnet Explorer7でないとダメっぽいです?

とりあえず、今すぐインストールしてみます。
言われるままに先へ進む。
けっこう時間がかかしました。

Service Pack 3(SP3)になりました。
何が変わったかって??
見た目はなんにも変わっていません。
アプリケーションもちゃんと動くし、よかったです。
処理スピードが少し(10%くらい)向上したらしいですが
体感できるほどではないですな。
セキュリティ面とかも向上しているらしいので
XPユーザーの人はアップグレードしておいたほうがよろしいと思います。

Mac用画像ビューアー、PixelCat

デジカメで撮影したデータが大量に入っているファイルは
困るのです。
たとえば10メガの画像が100枚以上なんて数があると
MAC OSXのビューアー(プレビュー)や
ファイルのアイコンプレビューでは
サムネール表示に時間がかかっていらいらするったらありゃしない!
(なんでこんなに時間がかかるのだろうかと頭を傾げるのである。
はっきし言ってまったく役立たずです!)
いちいちフォトショップで開いてみるわけにもいかぬし…..
WIN XPの画像ビューアーはとっても軽くていいのにな〜。

そんな時に活躍してくれそうなのが「PixelCat」という
MAC OSX用画像ビューアーフリーソフト。

シンプルだけど動きが軽いです。
仕事で使うにはこの軽さが大切なのです。
いらない機能ばかりあって重いのはダメなのです!

表示サイズを大きくしたりもできます。
なので、その場でこの写真が使えるかどうか
確認もできますね。

写真をクリックするとフルサイズで表示します。

残念ながら、オリジナル画像を別アプリで開くとか
全部の画像を一覧(サムネール)でプリントなどということは
できないようですが、
大量の画像データがある時はMACではそこそこ
使えそうです。

ミツバチ日記  No.2

ミツバチを飼育すると約一週間に一度、巣箱の中を点検しなければならない。女王蜂が1匹必ずいるか。卵、幼虫の生育状況。蜂蜜、花粉の収集量などを巣箱を開きながら点検していく。私は一番この作業に気が引ける。何故ならミツバチに刺されないよう白い服、帽子、面布、手袋、長靴を身に付ける。養蜂を始めた頃は巣箱を手荒く扱うと蜂に刺され、途中で逃げ出せなく痛みとかゆみ、冷や汗と夏の熱さで頭がくらくらした。ミツバチにとっては侵入者に対し、威嚇攻撃するのは本能だし「蜂の一刺し」というように刺し針はカギ型になっているから、腹の内臓が飛出しミツバチにとって一生を尽きるからやたらに命を粗末にしない昆虫である。
蜜源植物の花が咲き始めるこの時期、女王蜂1匹とオス蜂300匹、働き蜂(雌蜂)2万〜3万匹で一つの群れを形成している。

働き蜂が巣箱からはみ出している。


巣箱の上にもう一段継箱をのせた。

じゃがいもの植付け

連休中は、じゃがいもの植付けをすることが大きな楽しみの一つだった。インカのほほえみ、アンデスレッド、インカのめざめ、男爵の4種類の種芋たちは順調に発芽し植付けができるまでになった。じゃがいもは「貧者のパン」言われるくらい戦争、自然災害などで食糧難に陥った人々の食を支えてきた。また、荒れ果てた土地でも3ヵ月余で一定量の収穫が望める、たくましく頼りになるじゃがいもである。例年より2倍の畝に1個1個、植付けを済ました。

イチゴの花

ゴールデンウィークは晴天と気温上昇に恵まれ、イチゴの花が咲き始めてきた。雪消えの4月に保温と遅霜防止のため、トンネルの中で1ヵ月近く生育してきた。5月3日、20℃以上の気温でイチゴの葉が部分的に灼けてしまい、あわててビニールを剥ぎ取った。白い花弁が風に揺れミツバチが訪ねて受粉する。

力強く鍬を打つ春耕

農業は自然の恵みをうけ生き物を育む産業だ。食料自給のほか環境保全にも重要な役割を担っている。たとえば、山林と里山などの景観の形成や文化の伝統継承を有し雨、雪などの自然災害から国土の保全を守っている。農業の多面的な役割を貨幣換算すると年間8兆2000億円余りに相当すると試算している。欧州連合(EU)などは環境保全に対する農業の貢献を評価し、農業者に環境直接支払の補助金を出している。日本の農業は衰退の一途で、自給率は3.9%に低下し穀物自給率は27%に。食料の6割を海外に依存し、大量の輸送には膨大なエネルギーを使い温室効果ガスを排出する。
世界の穀物(小麦、大豆、トウモロコシ)流通に黄信号が点滅している。穀物の消費量に対し在庫量が危険水準といわれる。輸出国もいざとなったら輸出を規制するだろう。
自然の生き物がきらめきを謳歌する春と、畑を耕し作物を作る喜びと夢を抱いているのに、日本の食料事情と農業に希望を見出せないでいる。

浄源塚の下で八色スイカの作付けをする農夫婦 4月20日

風だより131号

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●ラージボール卓球をはじめよう!
ラージボール卓球はボールが通常より大きいので、打球のスピードが遅く、初心者でもラリーが続き、とても楽しい、新しい卓球です。
一から練習するので、どんどん上手くなります!
初心者歓迎!
●通常の卓球もやってます。
卓球は年齢を問わず、みんなで楽しめるスポーツです。当クラブは大会に出ることより、楽しいスポーツを続けることを目標にしています。
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場所:B&G体育館
毎週金曜日 夜8:00〜10:00
対象:中学生以上
(ただし、中学生の場合は保護者の同意が必要です。)
※参加希望者は当日B&G体育館に直接おいでください。事前の申し込みは不要です。
大和卓球クラブ
http://www.note.jp/sports/takkyu/

<5月の行事予定>
3日…物見が丘4回目籾撒き
4日…三軒合同米寿の祝(芹田、志太巻 隣組第3班  志太カツさん、志太テルさん、志太キクノさん)
3人とも芹田生まれの芹田育ち。従姉妹、又従姉妹の同級生がめでたく米寿を迎えた。招待客の巻は共通であり、各戸が親類を招き50人前後のにぎやかな祝宴になりそうだ。
5日…独立国「童夢」定例会
7日…湯咲荘ボウリング教室
8日…大崎花祭(甘茶供養)
        大崎水尾薬師堂祭
10日…浦佐分館生花教室
11日…「琴梅田」田打ち
12日…うおぬまリリカ練習日
14日…阿波踊り越後八色連練習日
15日…大和北親グリーン会春季ゴルフコンペ
18日…浦佐分館歴史探訪「地域の歴史にふれる遠足」
19日…うおぬまリリカ練習日
20日…FM雪国開局10周年記念
21日…湯咲荘ボウリング教室
24日…浦佐分館生花教室
24・25日…梅桜寄席
25日…南魚沼市、民謡民舞和楽器協会設立記念・発表大会
         東友の会
26日…琴梅田田植え
         うおぬまリリカ練習日
28日…阿波踊り越後八色連練習日

ミツバチ日記  No.1

サクラから青葉の芽吹きの季節を迎えた。山の麓では、タラの芽、ゼンマイ、コゴミ、ワラビなど山菜採りが始まった。田畑は春耕の音が響き渡り、生き物たちは活気を取戻してきた。ミツバチたちも、蜜源植物の花が咲くと花蜜と花粉を集めるのに忙しそうに飛び回っている。

ミツバチは、花粉や花の蜜を求めて巣箱から半径2.5キロまで旅をする。花の香りや色、花の蜜の出る時刻などを記憶し、同じ種類の花だけを選んで効率よく蜜と花粉を集める。花は蜜のありかを目立つ模様で自己主張し、ミツバチによって花の受粉を確かなものにする。蜜を集めてきた働きバチは、花のある場所の方角と距離を尻ふりダンスで仲間に伝え、コミュニケーションできる社会性昆虫なのだ。本物のハチミツを採蜜したいと思って養蜂をはじめて8年目の春になる。今年は3群(3箱)でスタートする。


巣箱の入口は、白や黄、橙の花粉に鮮やかに染まりながら、体重の半分もの花蜜を採取し巣房へ持ち帰るミツバチ。


巣箱の中には、越冬用に7枚の巣板が入っている。蜂の数が多くなるにしたがい増やしていく。


巣板の穴に女王蜂は1日に約2,000個の卵を産み蜜、花粉が満杯になると巣箱のフタに巣を広げていく。

確信犯か?

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よくレジで、ダンナ様がこっそりしのばせた品物に「何、コレ!」と妻の小声の抗議を耳にします。
奥様、さすがに周りの目があるので「返してきなさい!」とは言えない。ダンナ様は子どもの頃「ダメ、返してきなさい!」と言われ続けたトラウマを今、癒しているのか?
でも、この魚沼地方ではせいぜい何百円の世界。何千円の高額商品を妻に断りなくレジカゴに隠し入れる大それたご亭主はいないのです〜(^^;