コーラの意外な効用

5月も半ばを過ぎて、天気のいい日はちょっと汗ばむようになってきましたね。よく冷えた炭酸飲料がおいしい季節です。
ちょっと前になりますが、4月20日付の新潟日報のコラムで「コーラがつわりに効く」という話が載っていました。筆者がアメリカの大学院に在学中に妊娠、教授や学友にそのことを告げると「つわりにはコーラ(炭酸飲料)が効くのよ〜」と言い「(ここアメリカでは)炭酸飲料とクラッカーは妊娠中の定番メニュー」なのだと教えてくれたそうです。
この記事を読んで、まさしく自分が、今小学2年の息子がお腹にいたとき「つわりにコーラ!」を経験していたことを思い出しました。

妊娠初期、上の子の時とはあきらかに違う感じのムカムカに苦しんでいた日々のある日、コーラを飲んだら「あらっ?な〜んか胃がスッキリしていい感じじゃない?あのキモチ悪さはどこへ?」って感じですごくラクになったのです。
それからは毎日、朝会社に着くと隣のカラオケBOXの自販機でコーラを買い、仕事しながらチビチビと飲んでいたんですが、友人知人に話しても「へ〜」っていうくらいで賛同は得られず、検診に行った病院で看護師さんとかに話しても「あら、そうなの」って感じで、逆に「いくらシュガーレスでもカロリーゼロではないから気をつけてね!」と諭される始末。(一応気を遣ってダイエットコーラを飲んでたんだけどね〜)
世紀の(?)大発見で思いっきりテンションが上がってたのに、そう言われると「もしかして私だけ?」な気分になりしょぼ〜ん。で、7年もたった今、「海の向こうでは当たり前」と言われ「ほ〜らやっぱり!」とすごくうれしくなった次第です。

ちなみに筆者によると、かの地における「現地基準」というものがあるらしく、「アメリカでもカフェインや糖分の取り過ぎは問題視されているが、『このくらいは大丈夫』という量が日本とは大きく違うようである」とのこと。
体重増加も15kgくらいまでは大丈夫(日本じゃそんなに太ったら即入院だ)、妊婦は毎日スナック菓子や砂糖たっぷりの甘〜いスイーツ、アイスクリームなどをガバガバ食べていて、それでいて検診には引っ掛からないようになっているらしい。
そんなアメリカ人の友人の言葉に気を良くして、ポテチをらくら〜く食べて行った日本人の彼女は、しっかり引っ掛かって後でエライ目にあったということでした。この差はいったいなんなんでしょう?

ともあれ、7年間もあっためていた説が立証されて(ホントか?)ちょっと得意になってる、もう妊娠とは縁のなくなった四十路過ぎのオバさんなのでした。

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我が社の万年ルーキーO平くん、お昼の定番メニューはコーラとおにぎりだそうです。
う〜〜ん、年寄りには理解できない(ーー;