マロニエの並木道でシャンソンを聴く 其の八

つぎも、渋抜きが続く。鍋に入れ火にかけ煮る。すると、栃の実が一旦、固くなる。
煮立ったところに今度は灰を入れ、そうすると薄皮が柔らかくなり、はがれ易くなる
火を止め、手が入れられるくらいに冷めたら更に灰を足し、ドロドロの粘土状にする。木灰はナラ、ブナなどの広葉樹の灰が適している。
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細かく割れた実はネットに入れた 右は木灰

2
左は灰に混ぜた実 右は煮終わった実

3
形の崩れない実は灰に混ぜ発泡スチロールに入れた

4
毛布と布団で保温しながら2日間寝せる

渋抜きの原則はゆるりと気長に待つ。 自然界の法則に従うことが大事。

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