仰げば尊し…

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本日3月25日は魚沼地区の小学校の卒業式。
当社も卒業写真の撮影に行ってきました。天気も快晴で卒業式日和り。
みんな、卒業おめでとう!
最近の傾向としては夫婦揃って出席している方が多く、今年も4分の1くらい、お父さんも出席されていました。
でも、これって他の学校に比べるとお父さんの出席率低いほうなのかな~?

春は薪割りからはじまる No.3

凍み渡りの休日、山に出かけ雑木の間伐をする。樹木は11月から翌年の3月まで休眠期で、樹液が少ない。薪にするには、この期間に伐るのが適している。山の麓にはまだ残雪が多く、細い雑木は雪の下になっており、目標の太い木はすぐに見つかる。今回は、ホーの木とナラを伐出すことにした。

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左がナラの木、右がホーの木。見てわかるようにナラは立ち枯れている。最近このような木をよく見かける。樹皮の表面をよく調べると5mmくらいの穴がところどころにあいていた。キクイムシという昆虫がナラの木の中に寄生していることを表している。

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昨年の秋、魚沼の麓の山が、紅葉には早いのにナラ、コナラ等の葉っぱが赤くなっているのをよく見かけた。10数年年前から各地で見られる立ち枯れの現象であり、被害をもたらしている

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初めて立ち木を伐倒した日のことは、よく憶えている。7年前の早春、六日町の民家の畑にあった桐の木を伐ってほしいと頼まれた。幹周り130cmあり、チェーンソーで伐るのは初体験だった。守門村の森林組合に勤めている知人から手順書をファックスで送ってもらったりした。桐の木の前に立ったときその大きさに圧倒された。樹勢の方向を調べ倒す方向に受口を刻み反対から切口を入れっていった。チェーンソーのバーが中に食込むにしたがい幹は、キーと鈍いきしみ音を発しわずかに傾いた。もし倒れる方向を過った時、逃げる方向を確保されているか、など思い浮かべ緊張する一瞬だった。
さて、残雪で滑らないように足を確保し伐り倒していく。

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間伐した雑木は運び出し易いように1mくらいの長さに伐る。鉈を使い枝打ちをする。

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間伐した雑木は運び出し易いように1mくらいの長さに伐る。鉈を使い枝打ちをする。

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見上げるとマンサクの花がほころび始めていた。