バジル3年目

しばらく陽気が良さそうなので、昨日、今年で3年目のバジルの種まきをしました。
去年の秋に一株刈り取って物置きで陰干しにしといたまま、お得意の“ほったらかし”にしといたやつです。
茶の間で新聞紙を広げ、穂の部分(シソの実というか穂を思い浮かべていただければだいたいわかります)をスナゴイて手で揉みながらバラバラにします。
2〜3回やるとサヤとか細かくなってくるので、それを目の細かいザルで篩うと他のゴミのようなのと一緒に、
サヤから出てきた小さな種が集まります。
種はほんとに小さくて、ゴマ粒の1/3くらい。それをいちいち種だけ集めるのは大変なので他のゴミ状態のものと一緒に集めてしまうのです。
(よそ様はどうしているのかわかりませんが、モノグサな私はこうするだけで精一杯なんですわ〜)
乾燥しきってるとはいえ、さすがにハーブ、部屋中がバジル臭くなり、外から帰ってきたばーちゃんは
「お〜い、窓開けんばたまらんて〜」と窓を全部開け放し、二階で昼寝をしていた娘は「なんだぁ〜この臭い〜(彼女にとっては“匂い”ではなく“臭い”なのだ)」と起きてきてしまうほど。
(いくらハーブでも「過ぎたるは及ばざるがごとし」なんですねぇ〜)

それから発泡スチロールの箱に買ってきた土を入れ、上からパラパラとテキトーに蒔きます。
本当は種蒔き専用の土の方がよかったのだけど、コメリに行ってみたら40Lで1380円も(!)して「タダの種があるから蒔こうってのに、わざわざそんな金かけられっかー!」と、ばーちゃんが買ったプランター用の土を少し分けてもらいました。
(小っちゃな苗が158円で売ってたけど、それ買ってきた方が手っ取り早くてなおかつ安い!)

おととしは買った種を蒔き、さらに苗を2〜3本買ってきて植えたらすごいいっぱい育ち、で、その採れた種を去年蒔いたらまたシャキラモネー育ったので、あちこちに何本もおすそ分けしました。
もともと野っぱらに自生しているものらしいので、やっぱり年ごとに野生に戻るのか、2年目の去年は、あのつやつやしたまる〜い可愛い葉っぱのと少しギザギザっぽい葉っぱのと半々になってた気がします。
和種の青じそとかとは違うような気もしますが、いつのまにか交配したりしてるのでしょうか。
3年目の今年はどんなふうに育つのか、そもそも、去年に増してテキトーにやったのでちゃんと芽を出してくれるのか?初めてあさがおを育てる小学生のように、今からワクワクしています。

※バジルはハーブの中でもわりかし簡単に育てられます。種蒔き〜発芽まで待てないっていう方は、もう少しすると10〜15センチくらいに伸びた苗が1ポット98円くらいで安く買えますので、それをどうぞ。2本もあれば夏中サラダやらスパゲティジェノベーゼソースやらが好きなほど食べられます。お浸しにだってできるほど採れます(やったことないけど)