印刷用の画像データとデジカメ画素数〜1〜

コンパクトなデジタルカメラの普及で、一般の方でも手軽に写真を撮ってパソコンなどで見たり、プリンターで大きくプリントしたりできるようになりました。
そこで、一般的なオフセット印刷をする場合にはどれくらいの画素数があればいいのかをお伝えしようと思います。
まずは画素数っていったい何? という説明から。
画像は1ピクセル×1ピクセルという小さな四角の集まりでいろいろな色をつくって構成されています。1ピクセルの色の数は、光の3原色Red、Green、Blueで各256色あれば256×256×256=16777216色をつくることができます。そして1600×1200画素(2M)で撮影した画像データの場合は横に1600個(ピクセル)の四角で縦に1200個(ピクセル)という数の四角の集まりで画像が作られています。1600×1200=1920000個の四角(ピクセル)で約2Mということになります。もちろん画素数が多くなれば多くなるほど細密できれいな画像になります。最近のコンパクトなデジカメでも1000万画素を超える機種もでてきましたので細部まできれいに写すことが出来るようになってきました。

kao01.jpg

サンプル写真で説明します。
このブログの画像は左右が450ピクセルです。

kao02.jpg

目の部分を拡大してみると、いろんな色の四角で構成されているのがわかります。この一つの四角の単位が1ピクセルです。
画素数がもっと高くなればどんどん細密になって画像の粗がわからなくなっていきます。

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